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5年程前、私は人生で一番生きるのが辛かった時期がありました。

原因は旦那の浮気。

ただの浮気ではなく相手も一番手を出してはいけない人で…。子供同士が知り合いの親でした。そして相手は母子家庭。

旦那は相手に自分を選べと迫られ、私に自分からカミングアウト。

そしてそこから大きく生活が一転してしまいました。

今思えば浮気はしても隠して終わらせて欲しかったというのが正直な感想です。

相手はやはりしつこく、裁判もやりましたし。その間も法に触れないギリギリの嫌がらせ。

相手のターゲットは私でした。

そして今も多少ですが嫌がらせは続いています。

当時は子供も小学生、部活動をやっていたので泣いてる暇もなく外に出なくてはいけませんでしたし、私もフルタイムで仕事をしていましたので家に閉じこもっていられませんでした。

正直当時はとても辛かったです。誰にも会いたくなかったですし…。

心療内科にもかかり、安定剤と睡眠薬をもらい飲む日々。

そんな自分を受け入れられずにまた落ち込みがひどくなり、動悸、めまい、ふるえ、突然の涙

に日々悩まされていました。また過呼吸にもなりました。

恥ずかしくて他には言えませんが、何度か手首も切りました。今もうっすらとためらい傷が残っています。

薬を多量に飲もうとしたこともありました。衝動的になる自分を自分で抑えきれませんでした。

自分の親にも友達にも恥ずかしくていう事が出来ず…自分の中で消化するしかなかった。

旦那にも相当当り散らしました。刃物も向けたこともありました。

旦那は受け止めいつも泣きながら過呼吸を起こす私を強く抱きしめて泣いていました。

今も許した訳ではありません。旦那にも「許した訳ではないよ。ただあまりにも自分が辛く

なり過ぎるから封印して思い出さない様にしてるだけだから」と伝えてあります。

忘れられるわけがない。人生でこんなに侮辱され傷ついたことはなかったから。

ただ私は相手とは同じ人間じゃないと自分に言い聞かせていました。

バツがたくさんついて、精神薬を飲みあさっているようなメンヘラとは違うと…。

でもやっぱり今でも思い出して辛いときはたくさんあります。性格も変わってしまったんじゃないかと思う事もたくさんあります。

ただ私が思うのは辛くてきちんと過ごせない時期も無駄ではないという事。

その辛くて死にたくなった時期もちゃんと自分を成長させてくれている時間だと思うし。

きっと光は見えてくる。そして絶対に助けてくれる誰かがいると思う。

私の場合は昔からの友達1人でした。その子は自分も大変な時だったのに、時間関係なく

私のところに飛んできてくれました。その友達1人がいたから乗り超えられたと言っても過言ではないと思います。

辛いときは「辛い」と誰にでも良いから言ってみる。それが大切だと思います。



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